2023.05.19
【SE・ITエンジニア転職事情Part.1】熊本県内のSE・ITエンジニア求人
こんにちは。
リージョナルキャリア熊本の田尻です。
経済産業省の発表において、2030年には最大79万人のIT人材が不足するというデータが出ているのをご存知ですか?熊本県内においては、半導体産業の成長や中小企業のIoT・DX化の強化に伴い、ITエンジニアの不足が既に目立っている状況です。お預かりしているIT系のポジション数では300件以上(前年の30%増)と過去最高となっています。
そのため、今回は当社でお預かりしているIT系求人や熊本での転職が決定したITエンジニアの業種・職種・平均年収に関してまとめてみました。「ITエンジニア」が活躍できる業種や役割のバリエーションが拡がっています。熊本で転職を検討されている方はぜひ参考に見て頂けたらと思います。
熊本県内のSE・ITエンジニアの求人に関して
以下は、現在弊社でお預かりしている熊本県内のSE・ITエンジニアの求人を業種・職種別にまとめています。
★業種別ITエンジニアの求人

業界別でみると、IT・通信系の次に多いのはメーカー(電気・電子・機械系)です。ここには半導体業界も含まれてきます。メーカー求人に関しては特に2022年頃からの増加が目立っており、話題のTSMC(JASM)やソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、東京エレクトロン九州、平田機工などの大手メーカーを中心として積極的にIT系の人材獲得を進めている状況です。(順不同・敬称略)
また、その他は金融や小売・サービス、広告・マスコミなど幅広い業種でITエンジニアの求人が存在しています。
★職種別ITエンジニアの求人

職種別に見てみると、こちらも特徴的な図になっています。一番多い職種は「社内SE」になります。社内SEは希望される人も多く、ITエンジニアには非常に人気の職種でもあります。メーカーを中心として社内SEの求人は多くなっていますが、医療機関や金融機関、住宅、小売・サービス業でも求人ニーズができています。
また、最近徐々に増えつつあるのが「データベースエンジニア」や「セキュリティエンジニア」になります。まだまだ県内では経験している人が少ないため、UIターン転職者からの採用が多くなっています。
熊本で転職が決定したSE・ITエンジニアの事例に関して
熊本県内にてSE・ITエンジニア職として転職された方の事例をまとめています。また、決定者の年齢割合としては20代が25.2%、30代が62%、40代が12.8%となっております。
若手エンジニアの場合、経験のある職種だけに限らず、新たな職種へのチャレンジが可能です。年齢が上がると、より高い経験やスキルが求められてしまうため、業界・職種チェンジは少しハードルが高くなってしまいます。
ただし、「ITエンジニア」といっても業界や職種によって任せられる業務や役割も異なります。また、これまでのご経験によってご提示いただける年収も変わってくるため、あくまでも参考として捉えて頂けたらと思います。

今回は需要が高まっている「SE・ITエンジニア」に関してご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
以下は本日のブログのまとめになります。
【まとめ】
■ 熊本県内ではメーカー系のITエンジニア求人の増加割合が高い
■ 医療機関や金融機関、住宅、小売・サービス...の様々な業界でITエンジニア求人が増えている
■ 職種としては社内SEの数がTOP
■ 最近では「データベースエンジニア」や「セキュリティエンジニア」の新規案件も
■ 年齢が上がると、異業種×異職種へのチャレンジが難しくなる
熊本での転職を考えられているITエンジニアの方はぜひお気軽に相談会へご参加ください。熊本県内にはどのようなIT求人があるのか、実際に可能性はあるのか。どのように転職活動を進めたら有効的なのか・・・疑問や不安にお答えいたします。
また、UIターン転職を実現されたITエンジニアの方にインタビューもおこなっております。東京から熊本へUターンして仕事の面白みやプライベートの時間はどうか。どのような仕事についているのかなども聞いておりますので、ぜひご確認ください。