リージョナルHERO

転職成功者インタビュー

リージョナルキャリア熊本で転職した方々に体験談をお聞きしました。

生活に、ゆとり。人生に、新しいやりがい。Uターン転職で手に入れた宝物。

株式会社肥後銀行
廣田和久さん(仮名・システムエンジニア) 28歳

転職回数
0回
転職期間
エントリーから内定まで約4か月

東京の大手企業でSEをしていた廣田さんは、26歳のときに結婚し、翌年子どもが誕生した。しかし家賃の高い東京では、1LDKのマンションに住むのが精いっぱい。コロナ禍の影響でリモートワークが始まると、仕事スペースの確保にも苦労するようになった。さらに夫婦ともに地方出身のため、困った時に頼れる身内が都内にはいなかったという。そんな状況を変えるために、廣田さんは地元熊本へのUターンを決断。唯一の不安は、「同じレベルの仕事が、熊本でもできるのか?」ということだったが、熊本を代表する地方銀行の情報システム部門への転職に成功する。「生活にゆとりができただけでなく、地元に貢献するやりがいも得られました」と、穏やかな表情で体験談を語ってくれた。(※本記事の内容は、2021年4月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職前

業種
IT・ソフトウェア
職種
SE
業務内容
オペレーションシステムの開発

転職後

業種
金融業
職種
SE
業務内容
自社サービスの向上に向けたシステム開発

自分が生まれ育った街で、子どもを育てたい。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

熊本を地盤とする「肥後銀行」の情報システム部門で、デジタルマーケティングの基盤となるシステム開発を手掛けています。顧客との接点強化をテーマに、他社サービスを用いた新しいシステム作りに取り組んでいます。「どんなシステムを、どうやって作っていくか」という企画立案をし、多くのベンダーさんの協力を得ながら、プロジェクトをマネジメントしていくのが私のミッションです。

入社前のご経歴を教えてください。

熊本の高校から、福岡にある大学・大学院に進学し、卒業後は東京本社の大手通信会社に就職しました。その後は東京で約3年間、SEとして勤務。要求整理から要件定義、設計、開発、テスト、保守、運用まで、システム開発に関わる一連の業務を経験し、転職する直前はプロジェクトリーダーとして働いていました。

転職したきっかけは?

もともと大学時代から、地元の熊本で働きたいという想いはありました。でも、まずは東京に出てITの先進技術に挑戦したいという気持ちが強く、東京の企業に就職したんです。会社や仕事に対する不満は全くありませんでした。でも26歳で結婚し、27歳のときに子どもが生まれたのをきっかけに、「自分が生まれ育った熊本で子どもを育てたい」と思うようになり、Uターンを真剣に考えるようになりました。東京で住んでいたマンションは1LDK。小さな子どももいますし、コロナ禍でリモートワークが始まると、仕事スペースの確保に苦労するようになっていました。また妻も地方出身なので、困った時に頼れる身内が都内には誰もいない状態だったんです。ですから、このまま東京で生活を続けるのは厳しいのでは、と感じていました。

大手企業を辞めて地元へ帰ることに迷いはありませんでしたか?

安心して子育てできる環境を求めていたので、地元に帰ることに迷いはありませんでした。ただ、熊本にどんなIT企業があるのか、まるで情報がありませんでしたから、「今までと同じレベルの仕事ができるのだろうか?」という不安はありましたね。実は結婚するときに妻には、「いつかはUターンする」という了承を得ていたんですよ。今回の転職を相談した時も、すんなり賛成してくれたので、ありがたかったです。

転職活動はどのように活動を進めましたか?

まずはエージェント探しから始めました。熊本に特化したところがいいだろうと考え、ネットで探して、リージョナルキャリア熊本を見つけたんです。大手の紹介会社の面談も受けましたが、リージョナルキャリアのほうが話しやすかったですね。東京の事務所で2時間、しっかり私の話を聞いてくれ、自分のことをよく理解してくれたので、紹介求人も的確でした。一方、大手紹介会社からは求人メールがたくさん来たのですが、ピンとくる会社は多くありませんでした。最終的にはリージョナルキャリアから紹介された3社に絞り、その中から肥後銀行を選びました。

今の会社に決めたポイントは?

次に働くなら、いわゆるIT企業ではなく、自社製品やサービスを有している事業会社で働きたいと考えていました。しかも肥後銀行は、熊本を代表する会社で福利厚生も充実していました。給与水準はやや下がったものの東京時代とほとんど変わりませんでした。それと、転勤がないという点も決め手になりましたね。

満員電車での通勤から解放。家賃は安くなったのに、部屋は広くなった。

転職していかがですか?

東京で培った経験を発揮できていると思います。技術レベルについても、東京のベンダーと一緒に仕事をしているので最新技術に触れられており、転職前と変わりません。自分と近い年代の社員も多いので、仕事もやりやすいですね。周りの人たちの熊本弁を聞いて、「帰ってきたんだなぁ」と実感しています(笑)。

転職前とのギャップもありましたか?

銀行は独特の文化もありますし、前の職場がわりと自由な雰囲気でしたので、違いはかなり感じました。まず朝礼があることに驚きましたし、スーツで働くのも新入社員の時以来でした(笑)。また、社内のITリテラシー水準も前職とは異なるので、「いかにIT知識をわかりやすく伝えていくか」を意識しています。

生活面の変化はありましたか?

現在は職場から徒歩15分くらいの場所にある賃貸マンションで暮らしています。東京時代の通勤時間は片道1時間。満員電車に揺られながらの通勤でしたので、そのストレスから解放されたのはすごくうれしいです。満員電車の中で立っていると本も読めないので、時間が浪費されていると感じていました。会社に着いた時点ですでに疲れていたな、と思います。休日の移動手段も変わりました。東京では歩きと電車ですが、熊本では車。家族と車で遊びに出かけるのはとても新鮮です。遊びに行く場所は、子どもがまだ小さいので大型のショッピングモールに行くことが多いですね。

困ったことや課題はありますか?

生活に関してはなにもありませんが、仕事に関しては、覚えないといけないことがたくさんあります。情報部門とはいえ、銀行の基本的な業務は把握する必要がありますし、銀行関連の検定取得も求められています。本を買って自分で勉強しているのですが、ゼロベースからのスタートなので、知らない用語もたくさんあり、なかなか大変です。

転職してよかったと思うことは?

生活にゆとりができたことです。まず家賃がかなり安くなりました。東京では1LDKのマンションの家賃は月13万円でしたが、今は2LDKが月8.5万円で、以前より広い家に住めるようになったんです。実家にも帰りやすくなりました。車で15分くらいの距離なのですが、子どもを連れて帰ると両親がとても喜んでくれます。子どもはもうすぐ1歳。まだまだ手がかかる時期ですし、いざというときに実家にサポートをお願いできるのは本当にありがたいです。いずれは妻も働きたいと考えているのですが、保育園の待機児童も東京ほど多くありません。いろいろな意味でゆとりができましたので、「帰ってきてよかった!」と本当に思っています。

Uターンして改めて感じた熊本の良さは?

ミカンがめちゃくちゃおいしいですね(笑)。妻がミカン好きで、東京でもよく食べていたのですが、甘さが全然違うと驚いています。あとはやっぱり、馬刺し。東京では食べることすら難しかったのですが、熊本では近くのスーパーでも普通に売っていますし、おいしいです。また熊本は、東京よりものんびりした空気を感じます。公園も多く、子どもがのびのびと育ちやすい環境があると思います。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

「地方には仕事がない」と言われていますが、探せばある、というのが、実際に活動した私の印象です。リージョナルキャリアに相談すればきっと、自分に合う仕事を提案してくれると思います。収入は、地元に帰ると、下がるかもしれません。でも、生活にはゆとりが生まれます。地方は物価も家賃も安いので、住める家も広くなりますからね。なにより今、私は地元のために働けることをとてもうれしく思っています。肥後銀行という公共性の高い職場で、自分の力をふるさとのために還元していく、という新しいやりがいを手に入れることができました。転職のマイナス面を気にして、迷っているのはもったいない。「地元に帰りたい」という想いが少しでもあるなら、まずは一歩、踏み出してみてはどうでしょうか。

担当コンサルタントから

株式会社パーソナル・マネジメント 
田尻 由美子

廣田さんとは東京事務所で直接お会いしました。家族のことを第一に考え地元熊本へのUターンを決意されており、しっかりとしたお考えを持たれているというのが第一印象でした。自身のキャリアや子育て環境、将来的なご両親の介護などライフプランに合わせて大事にしたいことや転職の軸も明確にされていました。現在は熊本へのUターンを実現し、子育て環境はもちろん、SEとしての技術レベルを下げることなくお仕事に従事できていると聞いて非常に嬉しく思いました。全く異なる業界への転職・チャレンジだったこともあり、入社後は学ぶことも多く大変だったかと思います。今後は廣田さんの強みでもある探求心や向上心をもとに、さらなるご活躍を願っております。

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