2024.03.14
済々黌高校の卒業式で「帽子投げ」が5年ぶりに復活!/熊本県下の高校卒業者の進路は?
こんにちは。リージョナルキャリア熊本のコンサルタント、田尻です。
3月は卒業シーズンですね。3月1日には、熊本県下のほとんどの公立高校で卒業式が行われました。
なかでも熊本市中央区にある県下屈指の進学校「熊本県立済々黌高等学校」は、特徴的な卒業式で有名です。
済々黌高等学校の卒業式
(画像引用:熊本県立済々黌高等学校HP)
卒業生が天井に向かって、スクールカラーの黄色い線が入った学生帽を一斉に飛ばす「帽子投げ」。これは約40年の歴史があるそうで、いまや済々黌の卒業式の代名詞となっています。
ここ数年は新型コロナの影響で式典の規模を縮小していたそうですが、今年は5年ぶりに通常規模での開催となり、この帽子投げも復活しました。卒業生も済々黌ならではの卒業式を体験でき、良い思い出になったのではないでしょうか。
この済々黌高等学校は、2023年度は東京大1名、京都大学2名、九州大学35名、一橋大2名など、国公立大学合格者数は254名にのぼり、現役での国家公務員試験合格者も出ています。県内の偏差値ランキングでも2番目の進学校です。
また過去のブログでもご紹介しているのですが、同校は多くの有名人や地場企業経営者を輩出しています。
|済々黌高等学校出身の有名人
姜尚中氏(政治学者)、上田晋也氏(お笑い芸人)、有田哲平氏(お笑い芸人)、山本恵里伽氏(TBSアナウンサー)、斉藤惇氏(元東京証券取引所社長)、大竹耕太郎氏(野球選手)など
|済々黌高等学校出身の地場企業経営者
丸本文紀氏(株式会社シアーズホーム 代表取締役)、井手修身氏(イデアITカレッジ阿蘇 学校長)、布田善久氏(株式会社メガネの大宝堂 代表取締役社長)など
▼過去のブログでもまとめていますので、あわせてご覧ください。
【熊本U・IターンブログVol.10】全国初の「マンガ学科」に有数の進学校-熊本県内の公立高校事情 地域情報ブログ - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア熊本
熊本県下の高校卒業者の卒業後の状況について
熊本県が発表している学校基本調査結果(2022年12月)によると、高等学校(全日制課程・定時制課程)の進路別卒業者は、大学等進学率は47.9%、就職率(卒業者に占める就職者の割合)は23.8%で、その他(専修学校の専門課程進学等)が28.3%でした。
また、就職者総数3,430人のうち熊本県内が2,139人、熊本県外が1,291人でした。約38%の人が就職で県外へ流出しています。
熊本県外に就職した1,291人の就職先地方は、上位から九州・沖縄地方(熊本県を除く)482人、関東地方349人、中部地方204人、近畿地方133人、中国・四国地方62人、北海道・東北地方9人、その他52人となっています。割合としては37%と九州内が最も多いのですが、27%もの人が関東へ転出しています。
就職者総数3,430人の就職状況を産業別にみてみると、上位から製造業36.3%、建設業11.9%、卸売業、小売業9.4%、医療・福祉5.7%、その他となっています。
※参考:令和4年度 学校基本調査結果(熊本県分)/熊本県企画振興部交通政策・統計局統計調査課 2022年12月
卒業式シーズンになると、進学や就職で県外へ出た方も、熊本や母校のことを懐かしく思うのではないでしょうか?
この地域情報ブログでは、過去の記事で同窓会や熊本県人会についても紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
また「リージョナルキャリア熊本」では、熊本へのU・Iターン転職をしっかりサポートさせていただきま。U・Iターン転職をお考えの方は、ぜひご相談ください。
熊本と言えば母校愛が強い!「熊本県高校の同窓会」「東京熊本県人会」について 地域情報ブログ - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア熊本
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