2022.03.04
【熊本の有効求人倍率】2022年1月ー1.37倍で先月比0.02ポイント上昇
リージョナルキャリア熊本のコンサルタント、田尻です。
熊本労働局が2022年3月4日に「2022年1月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業状況紹介」)
熊本県の有効求人倍率について
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.37倍」で先月に比べて0.02ポイント上昇しました。
全国平均の1.20倍を0.17ポイント上回っており、全国で19位、九州では宮崎(1.38倍)に次いで2位の結果となっています。
市場の概要について
□有効求人数 38,231人(前月比1.7%増)3か月連続増加
□有効求職者数 28,008人(前月比0.7%増)3か月連続増加
□新規求人数 14,643人(前年同月比10.5%増)11か月連続増加
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業種別(前年同月比)・建設業(9.1%増)
・製造業(25.7%増)
・卸売・小売業(3.1%増)
・宿泊・飲食業(6.4%増)
・医療・福祉(8.6%増)
・その他のサービス業(6.2%増)
・運輸業・郵便業(5.2%減)
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産業別にみると...
世界的な半導体需要が続く製造業は25.7%増(前年同月比)と引き続き増加しています。
TSMCの採用が約1,500名から約1,700名に増員となりました。このうち3割はTSMC、ソニーのエンジニア、台湾のTSMCから300名ほどの赴任が予定されています。エンジニア不足は大きな課題となっていますが、継続的な採用が必要となるため、教育機関での人材育成も強化されています。
また、融資、ビジネスマッチング、人材紹介、リース、住宅、物流倉庫、物流などビジネスチャンスが広がり、製造業だけではなく幅広い業種に波及効果がみられています。
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