2021.07.21
【熊本の最新情報】大劇会館 レトロモダンな外壁復活
こんにちは。
梅雨明けして、一気に蒸し暑くなりましたね。
今回は、マチナカでもひときわ目を引く大劇会館の外壁についてご紹介します。
外壁工事のため長い間、足場とビニールシートで覆われていましたが、先月ついにお披露目となった大劇会館ビル。
1969年の建築当時の外観を取り戻しました。
通町筋の電停からパッと目に入った人も多いのではないのでしょうか?
外壁は幾何学模様のタイル張りで、「日本近代建築の父」と呼ばれるアントニン・レーモンド(1888~1976年)の事務所『株式会社レーモンド設計事務所』が設計。レーモンド夫妻がデザイン。
有田焼のタイル(縦6センチ、横22・7センチ)を約6万5,000枚を使用したトロモダンなデザインです。
ビルは1990年代にリニューアルされ、外壁は別の素材で覆われていましたが、熊本地震からの復旧工事を機に創建当時の姿に復元されることが決定。
7割超のタイルが残っており、タイルを傷つけないよう化粧板を手作業で剥がし、破損していた約1万2,000枚は建築時と同じ会社に製作を依頼し、約3年かけて修復されたということです。
タイルの細かなデザインが遠くから見ても、近くからみても美しく、壁面芸術作品として熊本市中心部の新たな顔になりそうですね。
大劇会館×路面電車×熊本城 なんとも素敵な熊本の風景です。
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