2021.12.16
【熊本U・IターンブログVol.4】熊本の子育て事情
こんにちは。リージョナルキャリア熊本のコンサルタント、田尻です。
前回は「東京と熊本の住居費の比較」に関して取り上げましたが、 今回は「熊本県の子育て事情」がテーマです。
U・Iターン転職を検討される理由の一つとしてよく挙げられる「子育て」。熊本県の子育て環境はどのようになっているのかまとめてみました。
熊本における平均出産費用
フコク生命の情報サイト『47Life』が2021年9月に発表した「47都道府県の平均出産費用ランキング」によると、熊本県は47都道府県中43位という結果になりました。
│47都道府県の平均出産費用ランキング
1位:東京都 46.7万円
2位:埼玉県 42.2万円
3位:神奈川県 40.2万円
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22位:福岡県 35.5万円
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42位:大分県 32.7万円
43位:熊本県 32.1万円
43位:愛媛県 32.1万円
45位:宮崎県 32.0万円
46位:山梨県 31.2万円
47位:島根県 30.7万円
※参照:フコク生命『47Life』
国民健康保険中央会の「正常分娩分の平均的な出産費用について(2016年)」によると、出産費用の平均は50万5,759円となっていますが、出産場所(病院or助産所等)や地域によって金額が異なります。
熊本と東京を比べるとなんと14.6万円も差が出る結果となりました。
熊本で出産した場合には、出産育児一時金(42万円)からおつりが出ます。里帰り出産が多い理由も納得ですね!
また、「熊本×出産」と言えば、全国で最も分娩数が多い福田病院が有名です(※出典:病院情報局)。
福田病院における2020年の分娩件数は3,714件。2番目に多いのは埼玉県川越市の医療法人愛和病院ですが、こちらは2,807件と1,000件近い差があります。
子育てをサポートしてもらえる環境は?【子育て支援制度】
次に、子育てにおける支援・補助金・サポート関連に関して調べてみました。以下は熊本市内における子育て支援制度の一部です。
※参照:熊本市公式移住情報サイト「支援制度一覧」
│子ども医療費助成
0歳から中学校3年生の乳幼児及び児童に医療費を助成
│ひとり親家庭等医療費助成制度
ひとり親家庭等の方に医療費の一部を助成
│こんにちは赤ちゃん事業
保健師や助産師といった専門資格を持つ職員などが、赤ちゃんが生まれた家庭を訪問
│乳幼児用減免ごみ袋業
満3歳未満の乳幼児を養育する世帯にごみ袋を支給
詳しくは以下のサイトをご確認ください。
熊本はどう?(熊本市公式移住情報サイト)
また2020年4月現在、熊本県全体の待機児童は70人で待機児童率(保育所定員に対する待機児童の割合)は0.12%。東京都の待機児童率0.73%と比較するとかなり低い値となっています。
このように保育所に入りやすいだけでなく、子育て支援制度が充実していますので、子育て世帯には住みやすい地域と言えますね。
子育てしやすいエリアとは?【熊本県内の住み心地ランキング】
最後に、熊本県内の中でも子育てをしやすいエリアについて調べました。
大東建託が毎年発表している「住み心地ランキング」によると、以下の通りとなっています。
│街の住みここちランキング【熊本県】
1位:菊池郡菊陽町
2位:合志市
3位:熊本市中央区
※参照:大東建託「街の住みここちランキング」
同ランキングで2年連続TOPとなった菊陽町は「ゆめタウン光の森」や大型の家電量販店などがあり、買い物には非常に便利な場所です。
また、高速も近く、JR豊肥本線や熊本空港にも近いことから、交通アクセスにも便利な街として近年人気が高まっています。
菊陽町のHPには、子育て支援関連の情報が掲載されています。こちらからご覧ください。
菊陽町子育てガイドブック
今回は、熊本県内の子育て事情に関してまとめましたがいかがでしたでしょうか?
熊本へのU・Iターンをお考えの場合は、子育ての環境や支援制度などに関しても、現在お住まいの地域と比較していただけたらと思います。
次回は、こちらも子育てにおいて重要な「教育事情」に関してお伝えする予定です。お楽しみに!
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