2024.03.08
【熊本の有効求人倍率】2024年1月ー1.28倍で2ヵ月連続上昇
熊本労働局は2024年3月1日、「2024年1月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.28倍」で先月から0.01ポイント上昇しました。
全国平均の1.27倍を2023年9月以来4か月ぶりに0.01ポイント上回りました。全国では17位(秋田、山梨と同水準)、九州では大分(1.41倍)、宮崎(1.33倍)に次いで3位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 36,326人(前月比1.1%増↑)※2か月連続増加
□有効求職者数 28,457人(前月比0.6%増↑)※2か月連続増加
□新規求人数 13,182人(前年同月比10.4%減↓)※11か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 運輸業、郵便業 | ↑10.3% |
減少 | 建設業 | ↓6.1% |
製造業 | ↓18.6% | |
医療、福祉 | ↓0.9% | |
卸売業、小売業 | ↓11.6% | |
宿泊業、飲食サービス業 | ↓7.7% | |
サービス業(他に分類されないもの) | ↓20.5% |
<概況>
製造業などの一部の業種では原材料高騰への対応で、新規求人を控えていることが影響しているとみられます。物価高騰の影響などがどこまで続くか注視が必要となっています。一方で、中長期的には人手不足が進んでおり、企業側が労働者を確保しようとする動きも出ているようで、回復への前向きな見方も多いようです。
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で16.0%減となっています。先月は、前年同月比で7.8%増と一旦プラスに転じたものの、今月は再び前年同月を下回る結果となりました。しかし、TSMC(JASM)の操業開始や熊本に第二工場を建設することが正式発表されたことから、引き続き人材の確保が急務となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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