2023.11.07
【熊本の有効求人倍率】2023年9月ー1.29倍で先月から低下
熊本労働局は2023年10月31日、「2023年9月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局 一般職業紹介状況)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.29倍」で先月から0.01ポイント低下しました。
また、全国平均(1.29倍)と同水準で、全国で25位、九州では、大分(1.38倍)、佐賀(1.34倍)、宮崎(1.32倍)に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 36,560(前月比0.1%増↑)※7か月ぶりに増加
□有効求職者数 28,352人(前月比1.0%増↑)※2か月ぶりに増加
□新規求人数 12,880人(前年同月比9.0%減↓)※7か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 卸売業、小売業 | ↑2.2% |
医療・福祉 | ↑4.4% | |
減少 | 建設業 | ↓13.6% |
製造業 | ↓13.9% | |
運輸業、郵便業 | ↓25.3% | |
宿泊業・飲食サービス業 | ↓21.3% | |
サービス業(他に分類されないもの) | ↓20.1% |
<概況>
卸売業・小売業、医療・福祉で増加。建設業・製造業を中心に運輸業・郵便業、宿泊業・飲食サービス業、その他サービス業で減少がみられました。
半導体の調整局面が続く製造業の中でも「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は全年同月比で41.7%減と大幅に減少しており、8か月連続で前年同月比を下回っています。
県内では、TSMCが2024年に工場操業も控え、半導体関連企業の工場増設・新設などもあり、雇用は長期的に拡大することが見込まれています。また、半導体関連の人材確保・育成も急務の課題となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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