2023.10.05
【熊本の有効求人倍率】2023年8月ー1.30倍で先月から横ばい
熊本労働局は2022年9月30日に「2022年8月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局 一般職業紹介状況)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.41倍」で先月に比べ0.06ポイント低下しました。
全国平均の1.32倍を0.09ポイント上回り、全国では24位、九州では宮崎に次いで2位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 39,884人(前月比2.4%↓)※5か月ぶりに減少
□有効求職数 28,247人(前月比1.6%↑)※3か月ぶりに増加
□新規求人数 13,025人(前年同月比6.8%↑)※18か月連続増加
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 建設業 | ↑14.7% |
製造業 | ↑15.8% | |
卸売・小売業 | ↑2.4% | |
医療・福祉 | ↑5.5% | |
減少 | 宿泊・飲食業 | ↓69.4% |
運輸業・郵便業 | ↓5.4% | |
その他のサービス業 | ↓7.1% |
<概況>
TSMC熊本進出に伴い、引き続きエンジニア求人が活況です。半導体関連企業の新たな拠点進出や工場の増設なども増えています。主に素材や化学薬品、ガスの供給メーカーなどの関連産業で、それに伴う設備投資や住宅建設も進むことが予測。県内経済に生産や投資、消費に至るまで大きな波及効果がみられます。
熊本の最低賃金も10月1日より時給853円に改定。物価の上昇など県内の状況を踏まえ、最低賃金に近い賃金水準で働く人の生計の維持を重視したことからこれまでの最低賃金821円から32円UPと2002年度以降最大の引き上げ幅となっています。
熊本県の最低賃金に関して詳細は熊本労働局のHPをご覧ください。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
興味のある方は随時チェックしてみてください。
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