2023.09.05
【熊本の有効求人倍率】2023年7月ー先月から0.03ポイント低下
熊本労働局は2023年8月29日、「2023年7月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局 一般職業紹介状況)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.30倍」で先月より0.03ポイント低下となりました。
また、全国平均(1.29倍)を0.1ポイント上回り、全国で25位(大阪と同水準)、九州では、宮崎(1.42倍)、大分(1.40倍)、佐賀(1.36倍)に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 36,824(前月比0.4%減↓)※5か月連続減少
□有効求職者数 28,319人(前月比1.8%増↑)※2か月ぶりに増加
□新規求人数 11,539人(前年同月比12.1%減↓)※5か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 卸売業、小売業 | ↑6.0% | |
宿泊業・飲食サービス業 | ↑34.3% | ||
減少 | 建設業 | ↓6.2% | |
製造業 | ↓31.4% | ||
運輸業、郵便業 | ↓15.2% | ||
宿泊業・飲食サービス業 | ↓7.3% | ||
サービス業(他に分類されないもの) | ↓25.4% |
<概況>
「宿泊・飲食サービス業」は前年同月比34.4%と大幅に求人が増加、「卸売・小売業」でも増加しており、コロナ5類へ移行後、回復がみられています。
一方で、「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は全年同月比で24.7%減とここ数か月減少が続いており、世界的な半導体の調整局面が続く影響で、半導体関連業では、求人を控える動きがしばらく続いています。
ただ、半導体市場で長期的に拡大が見込まれているため、今後伸びていくことが予想されます。人材不足や人材育成など課題が多くある状況です。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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