2023.07.04
【熊本の有効求人倍率】2023年5月ー1.33倍 3か月連続低下
熊本労働局は2023年6月30日、「2023年5月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局 一般職業紹介状況)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.33倍」で先月より0.04ポイント減少、3か月連続で低下しました。
また、全国では25位、九州では宮崎(1.44倍)、大分(1.42倍)、佐賀(1.36倍)に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 37,100(前月比0.3%減↓)※3か月連続減少
□有効求職者数 27,955人(前月比0.02%増↓)※2か月連続増加
□新規求人数 12,586人(前年同月比2.6%減↓)※3か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 卸売業、小売業 | ↑9.6% |
医療、福祉 | ↑9.3% | |
減少 | 建設業 | ↓1.0% |
製造業 | ↓11.1% | |
運輸業、郵便業 | ↓2.8% | |
宿泊業・飲食サービス業 | ↓20.2% | |
その他のサービス業 | ↓11.0% |
<概況>
原材料価格の高騰を受け、製造業や建設業など一部の業種では求人を控える傾向があります。
半導体市場が世界的に調整局面にある影響から「製造業」は低下しており、半導体関連企業を中心に求人を控える動きがみられています。
一方でコロナ5類移行で、「宿泊業」や「小売業」などでは、新たな求人の動きが出ています。
県内ではTSMCの進出に伴い、工場増設・新設や進出企業も相次いでいるため、雇用は長期的に拡大するとみられています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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