2023.05.09
【熊本の有効求人倍率】2023年3月ー1.41倍 3か月ぶりに低下
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率について
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.41倍」で先月より0.03ポイント減少、3か月ぶりに低下しました。
また、全国では18位(宮城・愛媛・群馬と同水準)、九州では大分(1.47倍)、宮崎(1.46倍)に次いで3位の結果となりました。
市場の概要について
□有効求人数 38,964人(前月比3.0%減)3か月ぶりに減少
□有効求職者数 27,677人(前月比0.2%減)2か月ぶりに減少
□新規求人数 13,826人(前年同月比4.0%減)3か月ぶりに減少
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業種別(前年同月比)
・卸売・小売業(10.4%増)
・その他のサービス業(11.3%増)
・建設業(18.2%減)
・製造業(28.7%減)
・運輸業・郵便業(10.7%減)
・宿泊・飲食業(17.8%減)
・医療・福祉(5.2%減)
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産業別にみると...
半導体市場が世界的に調整局面にある影響から製造業は28.7%減と2か月連続で低下、特に半導体関連の「電子部品・デバイス・電子回路製造業 」が64.2%減と大幅に減少しています。半導体関連企業を中心に求人を控える傾向にありますが、県内ではTSMCの進出に伴い、工場増設・新設や進出企業も相次いでいるため、雇用は長期的に拡大するとみられています。
一方で、卸売・小売業やその他のサービス業では増加しており、コロナ禍が落ち着き回復傾向にあります。
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