2024.02.08
【熊本の有効求人倍率】2023年12月ー1.27倍で10か月ぶりの上昇
熊本労働局は2024年1月30日、「2023年12月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.27倍」で先月から0.01ポイント上昇しました。
また、全国平均(1.27倍)と同水準となり、全国で17位(鳥取と同水準)、九州では大分(1.41倍)、宮崎(1.36倍)、佐賀(1.35倍)に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 35,968人(前月比1.3%増↑)※3か月ぶりに増加
□有効求職者数 28,378人(前月比0.5%増↑)※3か月ぶりに増加
□新規求人数 12,689人(前年同月比4.8%減↓)※10か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 医療、福祉 | ↑4.9% |
減少 | 建設業 | ↓10.8% |
製造業 | ↓2.2% | |
運輸業、郵便業 | ↓9.2% | |
卸売業、小売業 | ↓2.8% | |
宿泊業、飲食サービス業 | ↓16.3% | |
サービス業(他に分類されないもの) | ↓11.2% |
<概況>
世界的に調整局面が続く半導体関連の製造業では、求人を控える動きが続いていましたが、「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で7.8%増と、11か月ぶりに前年同月を上回る結果となっています。
TSMC(JASM)の建屋も完成し、2024年2月24日には開所式を予定されています。また、2月6日には第二工場を熊本に建設することが正式発表されました。両工場で計3,400人以上の雇用が見込まれており、引き続き人材の確保が急務となっています。県内では半導体関連企業の工場進出や増設なども続いており、求人のニーズは高まっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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