2024.01.10
【熊本の有効求人倍率】2023年11月ー1.26倍で3か月連続低下
熊本労働局は2023年12月26日、「2023年11月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.26倍」で先月から0.01ポイント低下しました。
また、全国平均(1.28倍)を0.02ポイント下回り、全国で24位(三重、大阪、鳥取と同水準)、九州では熊本(1.41倍)、佐賀・宮崎(1.37倍)に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 35,512(前月比1.2%減↓)※2か月連続減少
□有効求職者数 28,231人(前月比0.004%増↓)※2か月連続減少
□新規求人数 12,561人(前年同月比9.8%減↓)※9か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
同値 | 建設業 | - |
増加 | 運輸業、郵便業 | ↑6.1% |
医療、福祉 | ↑5.9% | |
減少 | 製造業 | ↓12.7% |
卸売業、小売業 | ↓16.5% | |
宿泊業、飲食サービス業 | ↓18.8% | |
サービス業(他に分類されないもの) | ↓17.1% |
<概況>
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で26.1%減と10か月連続で下回る結果となり、世界的に調整局面が続く半導体関連の製造業では、求人を控える動きが続いています。
ただ、2024年にはTSMCの操業開始、観光客の増加などから県内では求人増に前向きな見方も多いようです。
また、2024年4月から適用される物流・運送業の働き方改革関連法に基づく残業規制、いわゆる「2024年問題」の影響もあり、「運輸業、郵便業」は前年同月比で6.1%増と6か月ぶりに増加しました。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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