2023.12.05
【熊本の有効求人倍率】2023年10月ー1.27倍で2か月連続低下
熊本労働局は2023年12月1日、「2023年10月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.27倍」で先月から0.02ポイント低下しました。
また、全国平均(1.30倍)を2020年3月ぶりに下回り、全国で27位、九州では大分(1.41倍)、佐賀(1.34倍)、宮崎(1.33倍)に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 35,960(前月比1.6%減↓)※2か月ぶりに減少
□有効求職者数 28,232人(前月比0.4%減↓)※2か月ぶりに減少
□新規求人数 12,492人(前年同月比11.1%減↓)※8か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 宿泊業、飲食サービス業 | ↑3.3% |
減少 | 建設業 | ↓14.3% |
製造業 | ↓21.8% | |
運輸業、郵便業 | ↓25.4% | |
卸売業、小売業 | ↓9.1% | |
医療、福祉 | ↓3.3% | |
サービス業(他に分類されないもの) | ↓25.6% |
<概況>
宿泊業や飲食サービス業では観光客の増加により3カ月ぶりに増加し、職種別では今回、唯一増加しています。
一方、世界的に調整局面が続く半導体関連の製造業では、求人を控える動きが続いており、「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で31.7%減となっています。
TSMCの熊本進出を見据えた前年は増員していたこともあり、9か月連続で前年同月比を下回る結果となりました。
ただ、TSMCの2024年の操業にあわせた半導体関連の人材確保・育成も課題となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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