2022.04.06
【熊本の有効求人倍率】2022年2月-1.40倍で九州トップに
熊本労働局が2022年3月29日に「2022年2月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局 一般職業紹介状況)
熊本県の有効求人倍率について
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.40倍」で先月に比べ0.03ポイント上昇しました。
全国平均の1.21倍を0.19ポイント上回り、全国で17位、九州では1位の結果となっています。
市場の概要について
□有効求人数 38,412人(前月比0.5%↑)4か月連続増加
□有効求職者数 27,379人(前月比2.2%↓)4か月ぶりに減少
□新規求人数 13,447人(前年同月比9.0%↑)12か月連続増加
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 製造業 | ↑17.8% |
運輸業・郵便業 | ↑12.5% | |
卸売業・小売業 | ↑22.2% | |
宿泊業・飲食サービス業 | ↑21.1% | |
医療・福祉 | ↑4.3% | |
その他のサービス業 | ↑34.5% | |
減少 | 建設業 | ↓3.5% |
産業別にみると、世界的な半導体需要が続く製造業は17.8%増(前年同月比)と引き続き増加傾向にあります。飲食業ではコロナ禍の長期化に備え、新規出店や既存店の大量採用もあり、積極的な動きがみられます。
TSMCの県内進出を見据えた求人募集の動きが本格化しています。採用予定人数を当初予定していた1500人から1700人に増員。うち300人は台湾TSMCと200人余りをソニーからの出向で賄い、全体の7割を新卒・中途採用、アウトソーシング等で採用予定。採用自体はソニーセミコンダクタソリューションズ、デンソーとの合弁会社『Japan Advanced Semiconductor Manufacturing(JASM)』での採用となり、新卒・中途採用の募集も開始されました。エンジニアにとどまらず人事系などの管理系ポジションの求人もみられます。
ただ、求める人材のレベルは高く、修士・博士修了者が望ましく、要求資格に日本語N2以上とあり、国籍を問わない募集となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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