2023.02.08
【熊本の有効求人倍率】2022年12月ー1.38倍 2か月連続減少
熊本労働局は2023年1月31日、「2022年12月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局 一般職業紹介状況)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.38倍」で先月より0.05ポイント低下しました。
全国平均の1.35倍を0.03ポイント上回り、全国では27位、九州では宮崎、大分、佐賀に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 38,856人(前月比2.3%減↓)※2か月連続で減少
□有効求職者数 28,061人(前月比1.0%増↑)※2か月連続で増加
□新規求人数 13,331人(前年同月比1.8%減↓)※22か月ぶりに減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 運輸業・郵便業 | ↑12.1% |
卸売・小売業 | ↑10.3% | |
その他のサービス業 | ↑5.4% | |
減少 | 建設業 | ↓14.1% |
製造業 | ↓25.1% | |
宿泊・飲食業 | ↓11.6% | |
医療・福祉 | ↓1.3% |
<概況>
「半導体関連の電子部品・デバイス・電子回路製造業」の新規求人が前年同月より半減。前年同月を下回るのは27カ月ぶりとなり、世界的需要減が影響しています。半導体関連産業への労働者派遣の新規求人も減少しています。
一方で、新型コロナウイルス禍の打撃を受けてきた小売りやタクシー、バス運転手の新規求人は改善傾向にあります。
TSMCの進出に伴い、県内の雇用情勢は全般的に堅調で、長期的に拡大するとみられていますが、世界の経済情勢によっては、短期的に大きく変動する可能性もあるため注視が必要です。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
TSMC(JASM)社の採用に関しては、2024年春入社予定の新卒採用者数を、2023年春の100人超から2割以上増やす方針を明らかにされています。採用開始時からすると複数のポジションがクローズになっており、新たな求人が出てもすぐに充足してしまうことが多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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