2021.09.17
【熊本UIターンブログVol.2】熊本県 世代別平均年収とUIターン転職決定年収
リージョナルキャリア熊本・大分を担当しています田尻です。
今回のPM転職コラムではUIターン転職の方が最も気にされている年収に関して取り上げたいと思います。今回は以下の5つに関してまとめました。
1.都道府県別の平均年収
2.熊本県内の平均年収(世代別)
3.弊社でお預かりしている求人の平均年収
4.実際にUIターン転職された方の平均年収(世代別)
5.転職先決定者事例

まずは、都道府県ごとの平均年収について紹介します。
東京、名古屋、大阪は400万円台を大きく超えています。また、都市部に関しては男女の平均年収差も非常に大きいことが分かります。九州の場合、福岡がTOPとなり平均年収は418.9万円。
また、熊本県の場合、平均年収は386.6万円(男性439.2万円/女性316.3万円)という結果でした。

次に、熊本県内の世代別の平均年収について紹介します。年齢が高くなるほど、年収も増加しているような傾向です。また、20代から30代前半の場合、女性のほうが男性より1~2割減となっています。

では、熊本県内の平均年収に関してもう少し深く見ていきたいと思います。こちらのデータは弊社でお預かりしている求人の年収帯をグラフ化したものになります。
一番多いのは「400~549万円」が62%と半分以上の割合を占めます。熊本の平均年収は380万円程度(図1)ですので、平均値は大きく超えているような結果です。また、「550万円以上」の求人に関しても25%と東京の平均年収を超える求人が、実は熊本にあることが分かります。

最後に、弊社のサービスを利用してUIターン転職された方の平均年収データをご紹介します。弊社では登録者の約5割がUIターン者となります。その方々の転職前の年収(前職)と転職後の年収を世代別にまとめました。 約8割の方が九州県外からの転職者になります。
転職前と後の年収では約1~2割ほど減少していますが、図2の熊本県内の世代別平均年収と比較すると約2割増しの決定年収となっています。また、30歳で年収600万円(営業職)、34歳で年収700万円(放送技術職)・・・の方もいらっしゃいます。以下は平均年収を超えている方々の事例です。

各都道府県と熊本県の平均年収をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
熊本県内にも平均を超える求人が多数あり、実際に前職の年収を維持してUIターンを実現された方もいらっしゃいます。平均年収で見ると、地方は首都圏に比べ年収はやはり下がってしまう印象がありますが、年収は年齢に限らずこれまでのご経験次第で十分上がる可能性があります。
また、たとえ年収が下がったとしても支出(生活コスト)が抑えられる場合もございます。次回は居住費や教育費、医療費などに関してまとめてお伝えしたいと思います。
ぜひ熊本への転職を検討される場合には、まずは一度相談されてみてください。
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