2022.04.07
【キャリアアップコラムVol.8】「絶対解」ではなく「納得解」探し。乗り越えた先の幸せとは・・・
先日久しぶりに、転職支援をした方々と飲みに行きました。
「この話ってUターンを検討している方々が無茶苦茶聞きたい話じゃないですかね?」
「私で役に立つなら何でもしますよ!」
「ご支援した方々との交流会やりたいんですよ」
「しましょう!」
「焚火とか興味あります?」
「ムっちゃいいじゃないですか!火見ながら語りましょう!」
「じゃあ5月開催で!」
みたいな事も話しつつ、現職でのご活躍、そこに至るまでの葛藤、家族との関係など、話題は尽きず、かなり楽しい時間を過ごさせていただきました。また、参加された方の中には、この4月からCOOに任命された方もいて大盛り上がり!年収も東京時代の倍になられたとか・・・。
ご紹介した方々が、入社した会社で活躍されるのを見守り、ご家族からも本当に熊本に来てよかった...とお聞きすることが、私にとって何よりの幸せです。
人と企業をつなぎ、人と人をつなぎ、地域を盛り上げる輪ができる。輪の力をお借りして、もっと大きな輪をつくる。
熊本を「人」の力で盛り上がる地域にするという創業理念を再確認できた夜でもありました。
この時の話で、一番印象に残ったのが「乗り越えた先にしか未来はない」と言う言葉です。
転職後に、この会社は経営者や業務の進め方に問題がある。このままでは自分の成長が止まってしまう。どうも自分が期待していたイメージとは違う。前職にとどまったほうがよかったのではないか......。
そんな悩みを感じる人もいます。加えて、Uターン転職の場合は、生活スタイルの変化や仕事に対する意識の違い、相談相手がいない、なども違和感を覚える要因となっています。
どんな会社でも課題はありますし、それぞれ仕事のやり方や進め方、ローカルルールなどに違いがあるからで、当然起こり得る現象です。
これは、前職のことを客観的に考えられるようになり、以前は見えていなかった前職のよかった点に気付くとともに、現職の問題点がよりクローズアップされている状態になることにより、違和感が生じてくるのです。
前述の方も、「やったるで!」とギラギラ感を持って入社をしますが、自身と会社・メンバーの温度差、立ち回り方、企業文化の壁・・・に日々苦悩されたいたようです。(その頃もよく一緒に飲んでましたが、荒れてましたね...(笑))。
だからと言って、辞めるという選択はなかったそうです。Uターンする際、元同僚からは地方転職はキャリアUPの放棄と兪やされたこともあり、絶対地方で結果を出すと強い信念が自分を支えたとのことでした。
取り組んだことは、仕事における違和感の正体を突き詰め、問題を解決するアクションを起こしていくこと。
まず新しい環境に自分をチューニングして組織になじむこと。自己開示して自分を知ってもらうこと。そして、成果を出して周囲の信頼を得ることだったそうです。
特に、報連相などコミュニケーション量は意識していて、小さなことでも逐一報告することが相手の安心感につながったそうです。最初は問題だと感じた事も、転職先になじんでいくうちに大した問題とは意識しなくなることもあったと・・・。
一方、組織に完全に馴染んでしまっては入社した意味がない。自ら行動を起こし、渦の中心になって様々な提案・取り組みが評価され、今回の抜擢につながったのでは?と...。
大事なのは、まず受け入れてもらうこと、そして信頼を得ること、さらに志を忘れないこと。これは、どこの組織でもどんな方にも共通して言えることです。
転職先でのちょっとした違和感で、すぐに再転職してしまう方がいます。逃げ癖がついてしまいますし、成長する機会を失ってしまいます。 仕事をしていれば順調なときばかりではなく、いろいろな問題が生じます。その解決に取り組んでクリアしていくときこそが、自分を成長させるチャンスです。
そうした厳しい経験からしか学べないことはたくさんあります。一流のビジネスパーソンは皆、修羅場経験をくぐっていると言っても過言ではありません。問題からすぐ逃避してしまう人はそうした経験ができないので、永遠に学べないのです。
熊本でUIターン転職を検討されている方は相談会を実施しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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