2024.09.05
【熊本の有効求人倍率】2024年7月ー1.22倍で先月から横ばい
熊本労働局は2024年9月2日、「2024年7月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.22倍」で先月と同じ、横ばいとなりました。
全国平均の1.24倍を0.02ポイント下回り、全国では18位、九州では大分(1.31倍)、宮崎(1.29倍)、佐賀(1.26倍)、に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 34,694人(前月比1.4%減↓)※2か月ぶりに減少
□有効求職者数 28,413人(前月比1.2%減↓)※2か月連続減少
□新規求人数 11,380人(前年同月比1.4%減↓)※17か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 製造業 | ↑18.1% |
運輸業・郵便業 | ↑14.1% | |
医療・福祉 | ↑0.3% | |
減少 | 建設業 | ↓1.2% | 卸売業・小売業 | ↓9.0% |
宿泊業・飲食サービス業 | ↓3.3% | |
サービス業(他に分類されないもの) | ↓19.6% |
<概況>
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で49.2%増で、先月は前年同月比で1.4%減と一度はマイナスに転じましたが、今月は再び前年同月を上回る結果に。世界的に調整局面が続く半導体関連を含む製造業は、2024年末に予定している「Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited(TSMC)」の子会社である「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の第2工場本格稼働や半導体関連企業の部署拡張などの影響から、前年同月比18.1%増と2か月連続の増加となっています。
運輸業,郵便業は、運転手不足の影響により14.1%増と2か月ぶりに増加しています。宿泊業,飲食サービス業は、新型コロナウイルス5類移行に伴い求人が増えた反動から、3.3%減の3か月連続の減少。しかし、外国人観光客の増加やホテルの新規開業などにより下げ幅は落ち着いています。物価高騰などが雇用に与える影響については、引き続き注視が必要となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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