2024.08.08
【熊本の有効求人倍率】2024年6月ー1.22倍で先月より上昇
熊本労働局は2024年7月30日、「2024年6月」の有効求人倍率を発表しました。
(参照:熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率(季節調整値)は「1.22倍」で先月より緩やかに上昇しました。
全国平均の1.23倍を0.01ポイント下回り、全国では17位、九州では大分(1.29倍)、佐賀(1.28倍)、宮崎(1.25倍)に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 35,176人(前月比0.1%増↑)※5か月ぶりに増加
□有効求職者数 28,750人(前月比0.6%減↓)※2か月ぶりに減少
□新規求人数 11,995人(前年同月比9.8%減↓)※16か月連続減少
│産業別動向(前年同月比増減)
増加 | 建設業 | ↑6.2% |
製造業 | ↑0.8% | |
減少 | 運輸業・郵便業 | ↓12.4% |
医療・福祉 | ↓9.8% | |
卸売業・小売業 | ↓18.0% | |
宿泊業・飲食サービス業 | ↓22.2% | |
サービス業(他に分類されないもの) | ↓7.1% |
<概況>
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で1.4%減となっています。先月は前年同月比で14.0%増となっており、5か月ぶりに前年同月を下回る結果となりました。世界的に調整局面が続く半導体関連を含む製造業は、前年同月比0.8%増と4か月ぶりの増加となっており、
2024年末に「Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited(TSMC)」の子会社である「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の新工場が本格稼働を予定していることなどから、需要の増加を見込んだ求人が増えています。
また、新型コロナウイルスの5類移行に伴う一時的な求人増の反動から、宿泊業・飲食サービス業などでは求人が減少しています。物価高騰などが雇用に与える影響については、引き続き注視が必要となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
2022年2月の採用開始時と比較すると、複数のポジションがクローズになっております。応募者が多いため、すぐに充足してしまうことも多々あります。
一方で、新しい求人も追加されており、求人の動きが活発なため、興味のある方は随時チェックしてみてください。
▼TSMC(JASM)に関する求人情報はこちら
TSMCの合弁会社「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing株式会社(JASM)」の求人まとめ
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