2024.07.04
【熊本の有効求人倍率】2024年5月ー1.21倍で先月より減少
熊本労働局は2024年6月28日、「2024年5月」の有効求人倍率を発表しました。
（参照：熊本労働局「一般職業紹介状況」)
熊本県の有効求人倍率
熊本県の有効求人倍率（季節調整値）は「1.21倍」で先月より減少しました。
全国平均の1.24倍を0.03ポイント下回り、全国では18位、九州では大分（1.31倍）、佐賀（1.31倍）、宮崎（1.28倍）に次いで4位の結果となりました。
市場の概要
□有効求人数 35,130人（前月比0.8％減↓）※4か月連続減少
□有効求職者数 28,925人（前月比2.5％増↑）※3か月ぶりに増加
□新規求人数 11,996人（前年同月比4.7％減↓）※15か月連続減少
│産業別動向（前年同月比増減）
| 増加 | 建設業 | ↑7.7％ |
| 運輸業・郵便業 | ↑2.9％ | |
| 医療・福祉 | ↑3.8％ | |
| 減少 | 製造業 | ↓3.9％ |
| 卸売業・小売業 | ↓21.9％ | |
| 宿泊業・飲食サービス業 | ↓2.1％ | |
| サービス業（他に分類されないもの） | ↓17.0％ |
＜概況＞
「電子部品・デバイス・電子回路製造業」は前年同月比で14.0%増となっています。先月は前年同月比で22.8%増となっており、4か月連続で前年同月を上回る結果となりました。世界的に調整局面が続く半導体関連を含む製造業は、前年同月比3.9%減と4か月ぶりに減少しました。
また、宿泊業・飲食サービス業では観光客の増加による人出不足が続いています。引き続き、物価高騰などが雇用に与える影響については注視が必要となっています。
JASMの中途採用の状況は下記のブログでまとめております。
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