2019.07.22
「住みよさランキング2019」九州沖縄1位!熊本県合志市の魅力とは!?
こんにちは。
東洋経済新報社が全国の792市と東京23区の20区(千代田区、中央区、港区を除く)の計812市区を対象に公表している「住みよさランキング2019」。
なんと熊本県合志市が九州沖縄ブロック1位と発表されました!
住みよさランキングって?
このランキングは、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の観点で評価し、総合順位を出しています。
算出の基となる指標は、人口当たりの犯罪件数や交通事故件数、子ども医療費助成の対象年齢、水道料金、そして気候(夏暑くなく、冬寒くなく、日照時間が長い都市が上位)などで、今年から新たな指標が追加されています。
自分が住んでいたことがある地域などは住みやすいのか住みにくいのかが分かりますが、住んだことがない地域はどうなのか分かりませんよね。
これまで住んだことがない地域に住む場合は、「住みよさランキング」などの指標が参考になります!
「子育て支援日本一のまちづくり」を目指す合志市
近年、熊本市のベッドタウンとして人口が増加し、一気に宅地開発が進みました。
合志市は人口約61000人程、熊本県北部、熊本市に隣接した街です。
合志市は住宅地・商業地が国道・県道・熊本電鉄沿線に広がっており、交通アクセスの良さ、病院・学校・保育所などが充実しています。
少子高齢化、人口減少がクローズアップされている昨今、人口増加している自治体というのはとても珍しいですよね。
合志市は「子育て支援日本一のまちづくり」をスローガンに掲げており、子育てのしやすさを重視するファミリー層に人気なんです。
驚きなのは、なんと熊本市から合志市に毎年千人以上が転出しているとの事!
合志市の子育て支援の取り組みをみてみましょう。
◆中学3年までの子どもの医療費が「完全無料」
病気やけがで健康保険が適用になる診療を受けた場合の医療費自己負担分を市が助成します。
合志市在住の健康保険に加入している0歳から中学校3年生までの子どもが対象です。
ちなみに、熊本市は子どもの医療費は3歳未満は無料ですが、3歳以上~中3までは外来・調剤で1か月1機関ごとに700円または1200円の自己負担が発生します。
子どもの医療費が「完全無料」という合志市の制度は、子育て世帯にはとても手厚い支援と言えますね。
◆教育環境の充実
合志市は2021年4月に市立の小中一貫校「合志楓の森」を開校します。
合志市は今後市内の公立学校を全部小中一貫教育で進めていくという方針を発表しています。
小中一貫教育のメリットは、9年間一貫性のある教育環境で柔軟な学習カリキュラムを組むことができること、そして「中1ギャップ」といった学校種の違いから生じる子どもの不安や負担を軽減できることが挙げられています。
親としては子どもが安心して学ぶ環境があるというのはとても魅力的です!
合志市にある話題スポット
素晴らしい自然と暮らしやすさを保ちながら個性あるまちづくりを進めているのが合志市です。
合志市にあるユニークな話題スポットをご紹介します!
◆熊本県農業公園カントリーパーク
「農業が身近になると、人も町も元気になる。」がコンセプト!
「 学習」「遊び」「解放感」の三つの視点から農業への理解が深まるよう配慮された公園です。
豊かな緑や子どもたちがのびのび遊べるアスレチックなどがあり、広場では年間を通して様々なイベントが催されています。
◆西合志図書館
蔵書の貸出率は県下トップクラス。約20万点の蔵書とゆとりある開架スペースを誇る図書館です。
さらに、ユニークなのが図書館の2階には天文台があるということ!九州でも珍しい図書館です。
◆合志マンガミュージアム
西合志図書館の隣に2017年7月にオープンし、開業1年で年間入場者3万人を突破して話題になりました。
木に囲まれた居心地の良い空間で15,000冊のマンガがなんと読み放題!!マンガ好きには夢のような施設ですね!
マンガ描き体験や自由研究など面白いイベントも随時開催しています。
◆ユーパレス弁天
ジムやプールなどスポーツ施設を備えた温泉施設です。
併設する物産館では新鮮な農作物や手作り惣菜、合志市の特産物が多数販売されています。
魅力的な街には人が集まる!
いかがでしたか?
今回は「住みよさランキング」九州1位の合志市の魅力に迫ってみました。
「子育て支援日本一のまちづくり」を目指す合志市。
手厚い子育て支援と安心して学べる教育環境の整備に取り組むことで上手く子育て世帯を取り込んでいると言えます!
そしてユニークなスポットが話題を呼び、魅力的な街づくりに繋がっています。
魅力的な街には必然と人が集まる・・・
九州1位を獲得した合志市の取り組みをみると、改めてそう感じました。