株式会社グローカル・クラウドファンディング
木戸明日香さん(仮名・営業) 27歳
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地元に戻り、挑戦の日々。クラウドファンディングを通じた地域支援の仕事。
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前職でもやりがいは感じていたものの、これから10年、20年先を考えたときに「このままの未来は違う」と感じたことが、転職を考える大きなきっかけだったという木戸さん。
現在はクラウドファンディングを通じて地域課題の解決に取り組む会社に在籍し、営業、企画、Web作成まで幅広く担当。マルチタスクの多忙な毎日ながらも「挑戦できる環境がある」と語る。
「地元の事業者や銀行との連携の中で生まれるプロジェクトは簡単ではないものの、幅広いスキルと経験が積めている」という言葉からは、新しい職場での手応えと希望が感じられた。
そんな木戸さんに転職の経緯や仕事のやりがいを伺った。
※本記事の内容は、2026年2月取材時点の情報に基づき構成しています。
- 過去の
転職回数 - 0回
- 活動期間
- エントリーから内定まで71日間
転職前
- 業種
- IT・通信
- 職種
- 法人営業
- 業務内容
- ITソリューション営業
転職後
- 業種
- 金融
- 職種
- 法人営業
- 業務内容
- クラウドファンディングを活用したソリューション営業
「やりたいこと」を軸に選んだ会社で、新たなスキルを磨く毎日。
現在のお仕事はどんな内容ですか?
クラウドファンディングのプロジェクトコーディネーターとして営業と広報の両面を担っています。
銀行の支店から紹介された事業者と面談し、クラウドファンディングを活用した課題解決が可能かどうかを検討するところからスタートします。
実施が決まれば、集客に向けたプロジェクトの企画・設計、Webページの文章作成やデザイン、リターン商品の企画まで、一連の業務を自分たちで手がけます。
「どうすれば認知度を高められるか」「どのようにお客さまと伴走し、目標達成へ導くか」を考えながら取り組む、発想力と推進力を求められる仕事です。
入社前のご経歴を教えてください。
大学進学を機に熊本を離れ、福岡で就職しました。前職では約5年間、通信インフラ業界で法人向けの提案営業に従事し、中小企業から上場企業まで幅広いお客さまに課題解決型のサービスを提供していました。
また、退職前には新規事業を検討する社内プロジェクトにも参画し、事業立案のフレームワークを一通り経験。「既存事業との親和性が高い新規事業案」を経営層へ提案し、具体化に向けた取り組みも行いました。
転職を考えたきっかけは?
お客さまの課題解決にやりがいを感じていた一方で、インフラ環境の整備だけでは売上向上や業務効率化に直結しない場面があり、もどかしさを感じていました。
また、「いずれは熊本に戻りたい」という想いがあったことに加え、「このままで良いのか」「もっと自分のやりたいことに挑戦したい」という気持ちが強まり、転職を考えるようになりました。
転職活動はどのように進めましたか?
大手転職支援会社の利用や直接応募も並行して進めましたが、当初は思うように結果が出ず、不安を感じる時期もありました。
そんな中で「地元に根差した支援を受けたい」と考え、いろいろと調べる中でリージョナルキャリア熊本に出会います。同社コンサルタントとの面談を通じて活動が一気に進みました。
現職の求人はWeb上で一度目にしていたものの、「金融業界は自分には合わない」と判断して見送っていました。
しかし、担当コンサルタントから金融業界の幅広い事業展開について説明を受け、自分の志向と合致していることに気づけたことから応募に至りました。
今の会社に決めたポイントは?
クラウドファンディングの知識はゼロでしたが、「多様な経験が積めそう」と直感しました。興味を持っていたデザインやWebマーケティングにも携われる環境があり、自身のスキルアップにつながるとも考えました。
面接では都社長をはじめ皆が丁寧に話を聞いてくれて、会社の雰囲気に好印象を抱きました。さらに、地元・熊本で腰を据えて働けること、休暇もしっかり確保できる働きやすい環境も決め手になりました。
転職して得た充実感。キャリアもプライベートも前進。
転職していかがですか?
転職して本当に良かったと思っています。特に、地元に戻れたことは大きな変化でした。大学進学以来、約9年ぶりの熊本でしたが、友人が近くにいることや生活環境の良さから、日々の暮らしの豊かさを実感できています。
仕事面では新しい業務に挑戦する難しさもありますが、残業は減り、集中して効率的に働くスタイルは仕事とプライベートのバランスも取れて理想的だと感じています。
転職して良かったと思うことは?
多様な経験を積めること、そして「頑張って良かった」と思える瞬間が多いことです。クラウドファンディングを通じて、飲食業界からオペラ関係まで、これまで接点のなかった業界や人と出会えたことで新たな気づきや発見もあります。
知識・経験のないプロジェクトに関しては大変な面もありますが、支援した事業者に喜んでいただけたときは大きなやりがいを感じます。
そうしたやりがいを感じたプロジェクトの一つが、「カタワククラフト」です。余った廃材(型枠)を活用して子ども向けのものづくり体験スペースをつくるこのプロジェクトでは、目標金額を達成することができました。
しかし、それで終わりではありません。集まった資金を活用し、事業者の方々はその後も地域に根差した取り組みを継続されています。
事業者に伴走してプロジェクトの完遂を目指し、その結果、事業者の新たなチャレンジにつながっていることが嬉しいですね。
困っていることや課題はありますか?
最も難しさを感じるのは、思うように成果が出ないプロジェクトがあることです。どれだけ情報を発信しても、認知されなければ支援は集まりません。
事業者との連携を密にしつつ、DM、チラシ、SNSなど多様な手段を試行錯誤しながら取り組む必要があります。
デザインやSNSの運用などにおいては力不足を感じていて難しさもありますが、「自分が事業者ならどうするか」を常に意識し、「できることはすべてやる」という姿勢で臨んでいます。
生活面の変化はありましたか?
生活は大きく変わりました。残業が減ったことでプライベートの時間を確保でき、テニススクールに通ったり、本を読む、旅行を楽しむなど、リフレッシュの機会が増えています。
今後は業務に直結するようなデザインやWeb関連の習い事も検討しています。仕事とプライベートの両立を地元の熊本で実現し、充実した暮らしができています。
転職を考えている人にアドバイスをお願いします。
ポイントは二つあります。一つ目は「自分と丁寧に向き合うこと」。将来どうありたいかを言語化し、メリット・デメリットを可視化して整理することをおすすめします。
二つ目は「企業選びで妥協しないこと」。情報収集を徹底し、疑問はそのままにせず確認する姿勢が大切です。
転職活動においては、思うように進まず不安になったこともありましたが、それでも諦めず地元に根付いたリージョナルキャリア熊本のサービスを見つけることができました。
すべての希望を満たす職場は少ないですが、自分が納得できる選択をするためのプロセスが重要だと思います。