転職成功者インタビュー

日本電子材料株式会社
山本翔太さん(仮名・海外営業) 32歳

家族とキャリアの両立を実現。熊本で見つけたグローバルに活躍できる仕事。

前職は医療系商社で営業として活躍していた山本さん。福岡での生活に不満はなかったものの、子どもが生まれたことをきっかけに、配偶者の負担を考えて熊本へのUターン転職を決意した。

海外大学で培った英語力を活かし、海外と仕事ができる業務に就きたいと考えていた中で自身の転職の軸に合致した日本電子材料と出会う。半導体という未知の分野は毎日が学びであり、やりがいと刺激のある環境下で働けているという。

生活面では家族との時間が増え、理想的なキャリアを実現できたと語る山本さんに転職活動や現在の仕事の魅力を伺った。

※本記事の内容は、2025年8月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
2回
活動期間
エントリーから内定まで41日間

転職前

業種
医療機器商社
職種
営業
業務内容
診療材料や機器導入の提案営業

転職後

業種
半導体関連メーカー
職種
海外営業
業務内容
半導体検査機器(プローブカード)の海外営業

妻と子どものためのUターン、そして転職。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

今の仕事は海外営業です。顧客である海外メーカーからオーダーメイドの製品に関して依頼をいただいた際には、技術・製造部門に伝え、製品の仕様や納期について調整を行います。

また、現地法人の営業活動をサポートしたり、実際に海外へ出張してお客さま先の工場を訪問したりすることもあります。

先日は上司と10日間程マレーシアやシンガポールなどの工場を訪問して、対面ミーティングで生産見通しの確認などを行いました。

入社前のご経歴を教えてください。

前職は医療系の商社の営業でした。商品の提案営業はもちろん、新規開業支援や機器展示会の企画・運営、医療従事者向けの学術セミナーの実施なども担当しました。

医療業界の知識がなかったため、YouTubeや書籍などを通して知識を習得し、最新情報や重要事項は競合他社よりもいち早くお伝えできるよう情報提供のスピードを大事にしていましたね。

転職のきっかけは?

子どもが生まれたことです。日々子育てをしている妻の立場に立ってみると、「地元に戻った方がいいのではないか」と考え始めました。

お互い地元は熊本ですが、前回の転職で妻には福岡へ転居してもらっていました。子育ての大変さも理解していましたし、妻もいつかは熊本に帰ることを望んでいたので、希望を叶えてあげたいと思い転職活動を始めました。

転職活動はどのように進めましたか?

転職活動はリージョナルキャリア熊本の担当コンサルタントと一緒に進めました。大手転職サイトにも登録はしましたが、実際に面談をして活動を進めたのはリージョナルキャリア熊本だけです。

在職中の転職活動だったため、情報収集や面接対策も大変ですし、求人応募に関しても自分が大事にしている軸に合致する3社に絞って活動しました。

コンサルタントがこまめに連絡を取ってフォローしてくださったので活動自体はかなりスムーズでした。最終的にすべての会社から内定をもらいましたが、自分の希望と照らし合わせて決断しました。

今の会社に決めたポイントは?

一つは面接の雰囲気です。リラックスして話せる雰囲気を作ってくれて、面接の質問内容、対応からも非常に良い社風と人柄を感じられました。

また、海外出張の機会があることや、英語を活かせる環境である点も大きな決め手でした。グローバルな視点で業務に取り組むことができ、最先端の半導体技術に関われるのは、自身の成長につながると魅力を感じました。

半導体業界で見つけた新たなやりがいと自己成長。

転職していかがですか?

最初はギャップを感じました。前職では毎日外回りで営業していたのに対して、今は社内での調整やメール対応が中心です。当初は営業活動の違いに戸惑いもありましたが、現在は実際に海外顧客を担当しており日々やりがいと成長を感じています。

半導体業界という最先端分野で社会的にも影響力の大きなプロジェクトに関われるのは楽しいですね。

転職して良かったと思うことは?

福利厚生やワークライフバランスも整っており、在宅勤務も推奨されているため非常に働きやすい環境があることですね。家族との時間も増え、実家にも頻繁に帰れるようになりました。

また、英語を日常的に使う業務環境にも満足しています。前職より扱う金額が非常に大きく責任のあるポジションですが、最新の技術やグローバルな環境下で仕事ができることは、日々働く上でのモチベーションにもつながっています。

困っていることや課題はありますか?

勤務地が少し辺鄙で、車での通勤が少し大変なことでしょうか(笑)。また、半導体に関する専門知識が必要な分、入社当初は苦労しました。

メールや資料だけだと分かりづらく、インターネットなどで自発的に学んだり、上司や開発・製造の方に聞いたりと今も日々勉強中です。半導体には興味を持っていたので、新鮮で面白いですね。

生活面の変化はありましたか?

以前よりもそれぞれの両親と過ごす時間が増え、両親も孫との交流ができて嬉しそうです。私が出張中でも、お互いの両親が泊まりに来てくれて、子育てをサポートしてくれています。

妻も熊本に戻れて安心感があるようで、友人とも気軽に会えるようになって生活の充実度が高まっていると感じています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

転職を考えている人には、まずは自分の転職の軸をしっかり決めてブレない姿勢を持つことを勧めたいです。Uターンの理由や転職理由と企業選びの軸が一致していれば、面接もスムーズに進むと思います。

あとは1歩踏み出してみることですね。私はとりあえず熊本の転職事情が知りたいと思い、リージョナルキャリア熊本の相談会の参加ボタンを押しました。

転職の軸が決まっていない方は、コンサルタントが自分の考えを明確にするサポートも一緒にしてくれるので、まずは相談してみるといいかもしれません。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
田尻 由美子

英語力や営業経験という強みを持ちながら、迷うことなく新たな分野へのチャレンジを決断された山本さん。インタビューを通して感じたのは、家族や自分のキャリアに対する真摯な姿勢です。

内定に至るまで何度も会話を重ねましたが、ご自身の軸に対してブレずに真っ直ぐ行動・決断されたように感じます。

また、現職に限らずこれまでの仕事への取り組み方も真摯で、自発的に学び続ける姿勢や社内の人間関係を大切にする姿勢も印象的でした。熊本からグローバルに、さらなる活躍を期待しています。

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