リージョナルHERO

転職成功者インタビュー

リージョナルキャリア熊本で転職した方々に体験談をお聞きしました。

後悔しないために、母のそばへ転職。一緒に暮らせる喜びをかみしめる日々。

株式会社南栄開発
吉田理恵さん(仮名・企画開発) 54歳

転職回数
5回
転職期間
エントリーから内定まで91日間

東京の不動産業界で約30年間、順調にキャリアを積み重ねてきた吉田理恵さん(仮名)。だが心のかたすみにはいつも、ある不安を抱えていた。それは遠く離れた熊本で一人暮らす母のこと。しかし熊本に愛着を持つ母を東京に呼び寄せるのは難しい。「だったら私が、母のために帰ろう」そう決意したのは50歳のときだった。ところが熊本への転職活動は難航し、やむをえず福岡への転職を選択したものの、熊本にある実家からの通勤時間は片道2時間。体に大きな負担がかかるだけでなく、母と過ごす時間も通勤と休日出勤で奪われていたという。そんな折、リージョナルキャリア熊本から紹介された地場の不動産デベロッパーは、自分のキャリアが活かせるだけでなく、母との穏やかな暮らしも応援してくれる会社だった。(※本記事の内容は、2018年9月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職前

業種
学生向けマンションの企画・運営
職種
営業
業務内容
土地の有効活用(学生マンション建設)の提案営業 ・大学、専門学校への学生寮などの企画提案、運営

転職後

業種
不動産デベロッパー
職種
企画開発
業務内容
複合商業施設「COCOSA(ココサ)」の管理運営や不動産プロジェクトの企画。熊本市中心市街地再開発の新規事業立上げなど

最初は熊本での転職先を見つけられないまま、福岡へ。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

熊本の不動産デベロッパーの「まちづくり事業部」で次長をしています。具体的な仕事としては、当社が熊本の中心部に建設した複合商業施設「COCOSA(ココサ)」の包括的な管理運営を任されています。もう1つの柱は、さまざまな不動産プロジェクトの企画です。住宅用地や商業用地の情報を入手し、プランやコストを検討。プロジェクトを進める場合はその実現にむけて着手していきます。また、熊本市の中心市街地再開発の相談もいただいていますので、現在はそのプランニングにも参加しています。

入社前のご経歴を教えてください。

福井大学で建設を学んだ後、マンションデベロッパーに就職しました。大阪採用でしたが、その後、福岡や東京、岩手、横浜などを異動しながら、マンションの設計、企画、施工監理等を担当していました。その会社で15年働いた後、リゾート系の不動産会社で、仲介営業を2年。外資系ファンドのAM会社で、ホテルのアセットマネージャーを約8年間経験しました。そこまではいずれも東京で働いていましたが、50歳の時に福岡の不動産会社に転職し、学生マンション建設の提案営業などをしていました。

転職したきっかけは?

両親が熊本県に住んでいたのですが、私が45歳の時に父が他界し、母が1人暮らしをすることになりました。その頃から体調が思わしくなく、東京に呼びよせることも考えましたが、母は愛着のある熊本を離れることができません。そのうちにご近所の方からも母を心配する声が聞こえるようになり、どうしたものかと悩んでいる時に、ちょうど私が所属していたチームが解散することになりました。 いいタイミングだと考え、私が熊本に帰ることにしました。ところが東京にいると、なかなか熊本の情報を入手できませんでした。その時は東京の大手の転職エージェントに相談したのですが、結局、熊本の求人案件はほとんどなく、福岡の不動産会社に入社することにしました。「福岡だったら熊本の実家から通えるだろう」と判断したのですが、実際は大変でした。片道2時間。1年間通って、これを続けるのは厳しいと判断し、改めて熊本で働ける会社を探すことにしました。

転職活動はどのように活動を進めましたか?

ネットで「熊本×転職」で検索すると、リージョナルキャリア熊本が出てきました。連絡をし、お会いし、「相談してよかった」と思いました。自分1人で収集できる情報には限りがありますが、リージョナルキャリア熊本のように地元に密着した紹介会社なら、ネットには載っていない地元企業の情報を紹介してもらえます。私の場合も、熊本にある地場企業のなかから、不動産系の会社を2社紹介してもらいました。その1つが今の会社でした。

今の会社に決めたポイントは?

「南栄開発」は熊本地場では唯一の不動産デベロッパーで、まちづくりに広く携わっている会社です。自分の今までのキャリアを活かせる会社だと感じましたし、もともと自分がやりたかった仕事もできそうだと思いました。私はそれまでマンションなどを単体で開発する仕事をしていましたが、もともとは“都市計画=まちづくり”をやってみたかったんですよ。若い時のそんな気持ちを思い出しましたし、もう1度やれるのであれば、ぜひ挑戦してみたいと思ったんです。

現在は自宅から会社まで15分。お昼も帰って、母と一緒に食事ができるように。

転職していかがですか?

以前の仕事も不動産で、大きな意味では同じ仕事のようですが、違う部分もあります。まちづくりは、10年、20年先を見据えながらの仕事です。今は若い社員たちと一緒に、「息の長い仕事をやっていきたい」というふうに仕事のスタンスが変わりました。先を見すえて仕事をするのは大変ですが、そのぶんやりがいも大きいです。また入社半年ですが、次長にしていただきました。部下もでき、責任も大きくなりましたが、プライベートとの両立もうまくできていると思います。それも会長が、「お母さんを大切にしなさいよ」と言ってくださるおかげ。会社の理解には本当に感謝しています。

生活面の変化はありましたか?

今は会社の近くにあるマンションに引っ越して、母と二人で暮らしています。以前は通勤だけで毎日片道2時間かかっていましたが、今は車で15分の距離。ですからお昼も家に帰って、母と一緒に食べることができます。夕方も特別なことがなければ18時くらいには帰宅できますし、食事もついているマンションなのでとても便利です。帰宅後は母と食事をして、マンションに備えられている大浴場に入って、22時には寝ています。そして朝は5時に起きて犬の散歩をするという、とても健康的な生活になりました(笑)。私が飲み会などの時も、母はマンションのレストランで食事ができますし、マンションの隣りにはデイサービスの施設もあるんです。母は昼間は毎日そこへ通っています。母は母で楽しく過ごしているみたいですし、私もこの環境と出会えたおかげで、安心して仕事に打ち込むことができています。

困ったことや課題はありますか?

「これがほしい!」と思っても、九州にはない、ということはありますね。私の場合、特に食べ物はそういったことが多いですね。例えば、千疋屋のサンドイッチとか(笑)。東京で暮らしていた頃は歩いて10分、20分の場所にいろいろあったので、九州に来て少しさみしいときはあります。逆に、いいこともあります。例えばゴルフは「こんなに安いんだ!」と驚きました。料金は関東と比べると3分の1くらいじゃないでしょうか。しかも、自宅から車に乗って30分くらいでゴルフ場まで行けます。

転職してよかったと思うことは?

やはり母と一緒に暮らせるようになったことですね。大学に進んだときからずっと離れて暮らしていて、好きなことをやらせてもらってきたので、一緒に暮らすことができて本当によかったと思っています。安心して働けるようになったのも、大きいです。前はいつも頭の片隅に母のことがありましたから。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

人生は1度きりです。気になっていることがあるのなら、一歩踏み出してみるのもいいのではないでしょうか。やってみて、「違う」と思えば、何度でもやり直せると思います。逆にあとになって、「あの時、本当はやりたかったんだけど…」と、後悔するよりもずっといい。私の周りにもそういう人が多いんです。もし働きながら転職活動をするならば、エージェントに相談してみることもおすすめします。特に帰りたい場所が東京から離れていると、情報を収集するのは難しいです。その点、今回の私の場合、担当してくれたコンサルタントが、「企業は自分が探すから、あなたは仕事を優先していい」と言って下さったのでとても助かりました。また会社選びで迷っている時も、「あなたにはここがお薦め」とはっきり言ってもらえたのでありがたかったです。また、転職に年齢は関係ないのかなとも思います。私は今の会社に52歳で転職しましたが、おかげさまで今までのキャリアも活かせていますし、新しいやりがいも見つけられました。なにより、家族の大切さを改めて実感しました。皆さんにも後悔のないような選択をしてほしいと思います。

担当コンサルタントから

株式会社パーソナル・マネジメント 
桝永 健夫

今回の転職支援は、実は2度目のご相談でした。当時は東京にお住まいで、母親のために熊本へのUターンをお考えとのご相談を頂いたのですが、ご希望を満たすような求人案件を保有しておらず、お力になれなかった苦い思いがありました。にもかかわらず再度ご相談をいただき、今回は何としても期待に応えなければと感じたことをはっきりと覚えています。タイミングよく南栄開発社の経営者からご相談を頂いたことも重なり、スムーズに決定となりました。地方では顕在化している求人は少ないのですが、経営者は常に優秀な人材を求めています。経営者と直接交渉ができる関係性こそ弊社の強みであると、改めて実感できた転職支援でした。現在は、お母さんと熊本市内に転居し、仕事もプライベートも充実していると伺いうれしく思います。

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