リージョナルHERO

暮らしたい場所へのリージョナル転職を成功させたHERO

熊本へのリージョナル転職を見事実現された候補者の長崎望さんにインタビューしました。

豊かに暮らせる環境。だからこそ生まれる成果やビジネスがきっとある!

東京本社の大手企業に勤めていた長崎さん。メガソーラーの開発や電力小売事業の立ち上げプロジェクトで大活躍。そんな華々しい仕事の裏で、体と心は知らず知らずに疲弊しきっていたという。始発で出社し、終電で帰宅する日々。休日に子どもを連れて出かければ、どこも大混雑で、かえって消耗・・・。そんなあるとき、妻の実家である熊本へ里帰りした際に、忘れられない風景と出会った。夏の青空のもと、遊び疲れた子供たちが縁側で眠っていた光景である。「その風景を見た時にビビッと感じたのです、豊かさってこういうことなのかなと・・・」と長崎さん。それをきっかけに熊本への移住を決断。新天地として選んだのは、小さいながらも将来性を感じられた会社。常務取締役の経営補佐および新規事業立上げがミッションである。「地方だからこそできるビジネスを創りだして、Uターン、Iターンの受け皿になりたい」と仕事面でも新しい夢を見つけ奔走している。

- プロフィール株式会社再春館安心安全研究所 長崎望さん 31歳/大学卒
- 転職活動【転職回数】2回【転職期間】エントリーから内定まで407日間

転職前の職業・転職後の職業

職業 新規事業開発 職業 新規事業開発
業界 自然エネルギー発電 業界 水質や大気などの検査・分析
仕事内容 自然エネルギー発電所の開発業務や新規事業である電力小売り事業の立ち上げ。 仕事内容 新規事業開発

1東京で働き続ける意味を自問自答。「ないのなら、好きなように生きたい」

現在のお仕事はどんな内容ですか?

今勤めている再春館「安心・安全」研究所は、地下水や河川の水質、土壌の有害物質、食品の栄養成分や有害成分などを検査している会社です。私は事業企画部で、新規事業の立ち上げや、経営業務全般に携わっています。割合的には経営業務が7割、経営責任を持つ常務の補佐役として、人事評価制度の策定から中期経営計画の立案まで、本当に幅広い仕事を任せてもらっています。

入社前のご経歴を教えて下さい。

新卒で大手家電メーカーに就職、希望通り太陽光発電事業に配属となったのですが勤務地は同期でただ一人地方(熊本)でした。入社当初は厳しい時期が続きましたが、東日本大震災後は自然エネルギーが注目され、太陽光発電も飛ぶように売れるようになりました。その後、孫正義さんに興味を持ちソフトバンク系列のエネルギー会社に転職。メガソーラーの開発や電力小売事業の立ち上げに参加しました。具体的には、メガソーラーを設置するための土地探しや、地主との交渉。電力小売事業では、事業を始めるにあたっての諸手続きから、営業マニュアルの作成、全国にいる営業スタッフの勉強、実際の営業現場のクロージングまで任されていました。

転職のきっかけは?

きっかけは、妻の故郷が熊本だったことです。東京で働いていたのですが、年に2回は熊本へ帰省していました。そんなある日、農家レストランへ食事に行った際にビビッときたのです。遊び疲れた子どもたちが縁側で気持ちよさそうに寝ているのを見た時に、「これが本当の豊かさなのではないか」って。見上げたらすごくきれいな夏の青空が広がっていて、あの風景は忘れられません。その当時、私はそれなりに忙しい生活を送っていました。始発で会社に行って、帰りはいつも終電かタクシー。子どもたちにもほとんど会えませんでした。ちょっと寝て、またすぐに起きて、会社へ行く。仕事自体には張り合いがあって楽しかったのですが、ずっとこれを続けられるのかなと、思うこともありました。そんな中、関わっていたプロジェクトに目途が付きはじめ、「次に何をしようか?」と考えた時、「自分が東京にいる意味は?」と自問自答したら、「あまりない、それなら好きなように生きたい」と。頭に浮かんだのは、縁側のあの風景。人間らしい環境だからこそ、仕事面でもいい成果が出るのではないか。そう思い、熊本への転職を本気で考えるようになりました。

転職活動はどのように進めましたか?

まずはネットで「熊本×転職」で検索してみました。最初は大手の転職サイトものぞいてみたのですが、地元の情報が少なく、業種が限られていたためあまり興味がわきませんでした。そんな中で私の心に刺さったのが、「パーソナル・マネジメント」だったのです。熊本の企業に特化し、UIターン転職を支援しているところが「とんがっていて面白い」と思いました。すぐにメールを送って、熊本に帰省するタイミングでエージェントと会いました。会う前は自分の力が転職市場で通用するのか不安だったのですが、担当エージェントの話ではむしろ逆。私の経歴は熊本ではオーバースペック気味で、同じ水準の給料を払える会社もほとんどない、という話を率直にしてもらえました。そして、「熊本には小さいけど面白い会社があるから、まずは経営者と食事でもしながら気楽に話しませんか?」という提案をしてくれました。当時手がけていたプロジェクトが完了するまで、あと1年あったので私にとってもベストな提案でした。その後、何社か紹介いただき、そのなかに今の会社があったのです。エージェントと会ってから半年ほどたった頃でしょうか。1回目は今の会社の常務と会い、2回目は熊本の本社で面接。実は、親会社の「再春館製薬所」も紹介してもらったのですが、最終的に今の会社を選びました。

今の会社に決めたポイントは?

もともと熊本にあった検査機関を再春館製薬所が引き継いだ会社なのですが、手ぶらで新規事業をやっている印象で、それがすごいなと思いました(笑)。検査というビジネスにも興味がありましたし、自分の力を試したいと思ったのも大きなポイントでしたね。「まだ小さい会社だけど、自分の力で大きくできるかもしれない」そこにロマンを感じました。規模が小さいぶん、自由度も大きいですからね。年収は3分の2になりますが、現地で生活していくには十分で、そこにこだわりはありませんでした。

2通勤の楽さに感動!休日もしっかりリフレッシュでき、ストレスから卒業

転職していかがでしたか?

ほんとに面白いと感じています。会社ってこういうことを考えているんだ、ということが見えてきて。経営の教科書に載っていそうなことを実際にやれるのは、今後の人生に大きく生きてくると感じています。しかも「再春館」という看板がついているので、会社の規模に見合わないお客様とも仕事をできるのが、この会社で働く魅力。任されている仕事の幅はすごく広くて、売上をどう上げていくかという戦略立案から、実際の営業に出向くこと、また人事方針のすり合わせや、損益の算出、会社の草むしり(笑)まで、なんでもやらないといけませんが、別に大変だとは思わないですね。確かにプレッシャーはありますが、全部自分しだいですから、面白いですよ。

以前勤めていた大手企業との社風の違いはありますか?

大手企業は、「何年かしたら異動する」という前提があるので、いってみればドライなんですね。でもこっちだと「長期的にここで腰を据えてやる」、というのが前提の関係性なので、社員同士やお客様とのつながりが密だと思います。特に当社グループは会社でのイベントが多く、社員が数千人規模の取引先を招いて「御礼の会」という食事会を開いたりしています。その準備も社員がやるので最初は驚きました。とんでもなく重い鉄板を運んだり(笑)。そういうことに好き嫌いはあると思いますが、私は合っていると感じています。

生活面での変化はいかがですか?

自動車通勤になって劇的に楽になりました。駅まで歩かなくていい、満員電車に乗らなくてもいいというのは、本当に楽。以前は家から駅まで20分歩き、ギュウギュウの満員電車に30分ゆられ、さらにまた10分歩かないといけませんでしたから。通勤だけで体力を削られ、けっこう疲れていました。今も通勤時間は変わらないのですが、絶対に座れるし、他の人に気を使わなくていいし、「車通勤ってこんなにええんか!」って感動しました(笑)。 また、こちらでは休日もリフレッシュできます。首都圏では、子どもを連れて出かけようと思っても、どこへ行っても混んでいるので、それだけで消耗するんですよ。子どもの好きなキャラクターショーは殺人的な混み具合でしたし・・・。ところが熊本では同じショーでもがらがらですのでストレスなく楽しめます。山や川も近いし、大人も楽しめますよね。それから、食べ物もおいしい!特に野菜がうまいんですよ。レストランに行っても、本当においしいものが、首都圏よりはるかに安い値段で、待たずに食べられる。みんなこっちに来ればいいのにって思うくらいです(笑)。

困っていることや課題はありますか?

大きな問題はないですね。給料は減りましたが、良くも悪くも車通勤なので飲みに行く出費が減りましたし、昼食も社員食堂が半端なくおいしいく財布を開く機会が激減しました。また妻の実家に住んでいるので、生活のコストも減りました。実家の両親が子どもの世話をしてくれるので妻も働き始めましたし、生活は全く問題ありません。しいて言えば、情報が少なくなったことでしょうか。やはり最新の情報は東京の方が圧倒的に多く、セミナーなどにしても、こっちではないに等しい。だからこそ、自分で情報発信の場を提供できたらいいなと思っているんですよ。東京の優秀な人たちを熊本に呼んでセミナーを開催したり・・・。先日、転職をサポートしてくれたエージェントから依頼され講師を務めました。東京で学んだことを熊本の若手ビジネスマンに発信する機会でした。「受け身だと課題も多いが、自分が行動すれば解決できる!」が地方での生き方かもしれませんね。

転職してよかったと思うことは?

暮らす環境が良くなったことと、もう一つは、自分が選んだという納得感があるので、仕事面でのコミット力は上がったと思います。退路を断ったといいますか、自分で選んだ道だから不満がないのです。もし不満があったら、「じゃあ解決するために自分が何をするのか?」ということですから。それに、新しい夢もできました。それは、あのとき感じた縁側の風景、つまり豊かな生活と仕事を両立させる、という夢です。確かに地方は、東京に比べると仕事は少ない。でもやっぱり地方で働きたいと思っている人たちも多いと思うんですよ。そういう人たちの受け皿になれればいいなと思っています。地方だからこそできるビジネスを、ぜひ創っていきたいですね。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

今はすごく流動的な時代。だから「自分に合わない」と思う仕事をずっと続けなくても良い時代になったんじゃないかなと思うんです。迷っているくらいなら転職したほうがいい時代なんじゃないかと。なので、まずは行動してみることをお薦めしたいです。行動すれば、今やっていることがもっと客観視できるようになります。今の不満はどこに行っても同じで、結局自分を変えるしかないんだ、ということも行動してみないと気付くことができません。確かに行動すれば、失敗するかもしれません。でも、「違う」と思ったらまた行動すればいい。大切なのは、自分がここで働く意味を考えることだと思います。


コンサルタントの紹介へ

株式会社パーソナル・マネジメント 桝永 健夫

長崎さんとの出会いは2014年7月。転職先が決まるまで1年以上のお付き合いでした。初回面談では予定時間を大幅に超え盛り上がった記憶があります。転職希望時期がすぐではない事や転職か独立か迷っていらっしゃることなどの相談を受けことで、転職面談では納得いただける情報提供が出来ないと考え、熊本でのあらゆる可能性について意見交換をさせていただきました。入社後の活躍は目覚ましく、入社1年ながら社内では誰もが知っている有名人。先日も弊社が主催する勉強会で講師を引き受けていただき、熊本の若手ビジネスマンに良い刺激を与えていただきました。都会で身に付けたスキルを地方で活かす、まさにリージョナルHEROですね。

専門のキャリアコンサルタントがあなたの転職活動を無料でサポート!

エントリー いますぐ転職をお考えの方へ! プレエントリー いつかは転職とお考えの方へ!

ページの先頭へ