リージョナルHERO

暮らしたい場所へのリージョナル転職を成功させたHERO

熊本へのリージョナル転職を見事実現された候補者の阿部 真吾さん(仮名)にインタビューしました。

やりたい仕事と生活の充実を故郷で両立

熊本で生まれ育ち、福岡に本社を置く大手系列のシステムエンジニアリング会社でSEとして活躍していた阿部 真吾さんは昨年9月、故郷の会社へリージョナル転職を果たした。高等専門学校を卒業後、自身の希望通りSEの仕事に就いた阿部さんだったが、半年から1年単位で勤務地が転々とする生活が続き、故郷に腰を落ち着かせたいという思いが募り転職に踏み切ったという。これまでのキャリアで培った専門性を活かしながら自分の望むライフスタイルを実現した阿部さんに、リージョナル転職の実際について話を聞いた。

- プロフィール株式会社カメイビジネスサポート 阿部 真吾さん(仮名) 28歳/高等専門学校卒
- 転職活動【転職回数】1回【転職期間】エントリーから内定まで136日間

転職前の職業・転職後の職業

職業 システムエンジニア 職業 社内SE
業界 IT業界 業界 食品流通業
仕事内容 主に保険証券業界のアプリケーション設計・開発。 仕事内容 企業グループ内のシステム設計や開発、運用の保守などを担当。

1異動続きの仕事から将来のビジョンが立つワークスタイルへ

現在のお仕事はどんな内容ですか。

熊カメイホールディングスという食品流通業を中核とした企業グループ内のシステム設計や開発、運用の保守などを主に行っています。

前職は大手系列のシステムインテグレーターにお勤めだったそうですね。

私が卒業した高専にはいろいろな会社から人材の募集があったのですが、主にコンピュータの保守点検や修理などを行うカスタマーエンジニアの募集が多かったんです。しかしシステムを構築する仕事をしたかったので、SEを募集していた前職の会社に入社しました。

転職の経緯について教えてください。

前職に入社してからは金融業界向けのアプリケーション開発に従事でき、その点では希望通りの仕事に就けました。ただ、プロジェクトごとに顧客のオフィスへ派遣されるため、半年、一年単位でオフィスと住む場所が変わるんですね。若い時期だけならいいのですが、結婚してもベテランになってもそれは変わらないので将来の生活ビジョンが立てられません。そこで転職を考え始めました。

勤務地は福岡近郊だけではなかったのですか。

入社して半年は福岡勤務だったのですが、その後はまず月〜金は愛知県で働き、週末に福岡へ帰るという生活を一年間。それから東京に引っ越してさまざまな職場を転々としながら四年間を過ごし、一昨年は大分に異動になりました。仕事の内容は半年、一年の短いサイクルでいろいろなことができるのでとても面白かったのですが、故郷の熊本に腰を落ち着けて生活をしたいという気持ちが強くなりました。

ご家族のご意見はいかがでしたか。

熊本に住んでいる両親は、私の考えを尊重し応援してくれました。半年や一年で勤務地や住むところが変わっていると友人や結婚相手を見付けるのも難しいですよね。また、仕事で引っ越した土地では知り合いも会社の人くらいしかいなくて世間が狭くなってしまいがちですが、熊本なら友人がたくさんいます。

2「自分はこのために転職する」をハッキリさせる

ご希望の熊本から離れた場所で、転職活動はどのように進めましたか。

当時は大分に住んでいたので仕事をしながら週末に熊本へ通い、紹介会社との打合せや面接に臨みました。前職のプロジェクトと面接のスケジュール調整が大変でした。また、大分〜熊本間は3時間かかるので移動も大変でした。希望した条件は「熊本勤務」、「社内SEの仕事」です。熊本にあってもシステムエンジニアリングの会社だと結局、プロジェクトごとに勤務地が変わってしまいますから。

現在の会社に入社を決めたポイントは何ですか。

グループのなかに食品卸や物流などさまざまな会社があるのでいろいろな経験ができそうなことと、自社でシステム開発をしている点が決め手になりました。一口に社内SEといっても、会社によってはシステム導入の計画だけ行って自分たちでシステムを作らないところもありますが、私はシステム開発に携わり続けたいので。

転職活動でご苦労されたことはありますか。

退職の申し出をしたところ、前職の会社から強く慰留されました。「熊本のプロジェクトに異動させる」という条件も出され迷ったのですが、プロジェクトのなかで「この人は熊本限定だから......」と思われてもやりづらいですし、将来また別の場所へ異動になる可能性もあるので初心を貫徹することにしました。

実際にリージョナル転職をされてどんなメリット、デメリットを感じていますか。

メリットは自由になる時間が増えたこと、自分が生まれた場所なので友人がたくさんいることです。前職では、プロジェクトによっては終電続きということもあったのですが、いまは夜7時には自宅に着いています。時間ができたので友人との交流が増え、「これをやりたい」ということも考えられるようになりました。以前は仕事が忙しくて考えたり勉強したりする時間がなかったのですが、今は「この資格を取ろう」などと考える余裕が出てきました。デメリットは収入面です。前職では残業も多く、住むところも寮扱いだったので、現在は手取り金額で10万円ほど下がりました。

これからリージョナル転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

転職活動で一番パワーが必要なのが会社を辞めるとき。ちゃんと自分の信念がないとぶれてしまうので「自分はこのために転職する」という根拠をしっかり持つべきです。私自身も前の会社から「熊本のプロジェクトに異動させる」と言われたときに心が揺れましたが、「熊本に腰を落ち着けたい」という考えがあったので最終的な決断ができました。


コンサルタントの紹介へ

株式会社パーソナル・マネジメント 桝永 健夫

2010年2月、弊社ホームページよりエントリーを頂き、わざわざ熊本の事務所まで足を運んでくださいました。(当時は大分在住) 現状の仕事内容や待遇面には不満はないものの、いつかは出身地である熊本に帰りたい・・・そんな想いからの面談スタートでした。第一印象はしっかりした印象。自己信頼感は高いが謙虚な方でバランス感覚のある方だなあと感じました。 正式に転職先企業にお返事なさるまでにはそんなに時間はかかりませんでしたが、退社交渉にはご苦労されたようです。優秀であるがゆえに在職中の会社からはかなりの引き止めがありましたし、転職のリスクよりも現状の我慢。当然阿部さん自身も迷われていました。何度もご相談いただき、時には酒を酌み交わしながらお話をしたことも・・・。 転職を決意したのは「原点回帰」。そもそも何で弊社にご相談にいらっしゃったのか?今回のご縁はその転職のきっかけを満たす企業なのか?というような具合に・・・。 仕事と生活のバランスが取れるこの職場で、リージョナルライフを満喫しているとのことは何よりです。

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